このシャレーは三百年以上前に建てられた歴史的建造物です。山岳地帯にあって、夏と冬の間、ハイカーたちに手つかずの自然の静けさと魅力を提供しています。 高山植物園や牧場の見学ができるほか、この地域は天然温泉に恵まれていることでも有名です。友人や家族と過ごすのに最適な場所です。ご宿泊に是非ご利用ください。
冬
シャレーから一歩出れば、スキーツーリング、クロスカントリースキー、スノーシューウォーク、子供初心者向けスキー、リュージュ(そり遊び)などが楽しめます。
周辺のスキー場:ヴィラール=グリヨン=レ・ディアブルレ(ラ・バルボルーズのスキー教室とレンタル、17km)、ポルト・ド・ソレイユ(26km)、レザン(34km)、長距離のリュージュ専用ゲレンデ:コル・ド・ラ・クロワ(38km)、ラ・ツマ(53km)。
ラヴェー・レ・バン、オヴロナ、サイヨンの温泉施設。
ピエール・ジャナダ財団近代美術館、自動車博物館(31km)。
ヴェルビエ(56km)、グシュタード(60km)、ツェルマット(126km)
家を訪ねる
十八世紀に建てられたシャレー・タネールはアルプスの狩猟小屋のような雰囲気を醸しています。古い家具、暖炉、毛皮などが心地よく配置され、大人6~8人が快適に過ごせる別荘となっています。大きなファミリーキッチンが広々としたサロンに続いており、ダブルベッドルーム三部屋とロフトがあります。また、素晴らしいバスルームふたつに加えてゲスト用のトイレがあります。庭は大変日当たりが良いです。これまで多くの作家や映画監督をお迎えしてきました。内装や外観の装飾は写真撮影によく映えます。スイスの絵葉書のようなセットで 「タネール体験 」に浸ってみませんか?
本
シャレー・タネールは、スイスアルプスの自然保護区にあり、家族またはカップルで週末や一週間の滞在を歓迎しています。こちらで空室状況をご確認ください。学校の休暇中は大変混み合いますので数ヶ月前のご予約をお願いしています。シャレーへは、電車とバス、または車で一年中お越しいただけます。ベから10分、ローザンヌから45分、ジュネーブ空港から90分、ベルンから90分、ミラノから210分です。
Chalet Tanner
Route de Mamont 9
1880 Les Plans-sur-Bex
Vaud - Suisse
+41 79 258 07 32
当社の製品です。
お客様の五感を楽しませるために、シャレーでは地元の名産品をご用意しています。
ワイン シャトー・デクレペンス(フランソワ・ドゥ・クーロン)、サン・レオナール(ヴァレー州)のアントワーヌ&クリストフ・ベトリゼ兄弟のワインをセレクトしました。白ワインでは、シャスラ、ヨハニスベルク、ミュスカ、アミニュ、赤ワインでは、ガラノワール、ピノ・ノワール、ユーニュ、コルナリン、シラーのセパージュ。甘口のデザートワインもございます。
チーズ 村で生産されたチーズは、村内やフレニエール村のハイジ・ゲストハウスで購入できます。周辺の山間牧場では牛や山羊の乳を使ったチーズが作られています。
自家製ジャム イチゴ、アプリコット、さくらんぼ、みかん、ビターオレンジ
湖畔の庭で採れたハチミツ、マルタのホットチョコレート、ローザンヌのチョコレート専門店ビュニョンの板チョコ、ベ製塩所の製品。
シャレーのハーブティー レモンバーム、ミント、ペパーミント。
ちょっとした歴史
18世紀の初頭にトマ家(タネール家ではない)によって建てられた歴史的なシャレーは、西部高山植物の発見の1ページにつながっています。1760年頃、このシャレーにおいて、アブラアム・トマ(1740-1824)とアルブレヒト・フォン・ハラー(Albrecht Von Haller, 1707-1777)が互いの友情、そして高山薬用植物への情熱を育んだのです。ハラーはあらゆる分野における知識人で、詩人、医師、哲学者、ベ製塩所の所長も務めました。ハラーはトマ家の父子を貴重な協力者として高く評価していました。彼らは薬用植物を求めてヴァレー、グラウビュンデン、さらにはイタリアアルプスを旅しました。そうしてシャレーには十八世紀から十九世紀にかけて、多くのヨーロッパの植物学者が集まったのでした。
その後、1870年から1930年の間に、シャレーはタネール家の所有地となりました。一家はシャレーの隣に二軒、その向かいに堂々とした5階建てのホテル・タネールを建設しました(1980年に解体)。シャレーは1960年にレイモン家の手に渡り、夏と冬の別荘になりました。このシャレーではクリエイティブで知的なお客様、歴史と伝統を愛する皆様をずっと歓迎してきたのです。そしてそれぞれのゲストが歴史ある我が家にその足跡を残しています。
何世代にもわたってこのシャレーを愛し、維持につとめ、その魂を維持してきた多くの家族、トマ、ジロ、ラヴィ、モレイヨン、タネール、ロッド、ランベール、ティシュ、アドール、そしてレイモン家を讃えたいと思います。
三百年の時を経て、私たちが願っているのは、シャレー・タネールがいつまでも知的好奇心を掻き立てる場所であり続けること。寛容と友情、そして喜びを分かち合う精神に溢れた場所であるよう神の御加護とともに祈っています。
Norbert-Louis Reymond
Printemps 2001
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